統合失調症の姉の体験談
私の姉は生まれつきの身体障害者で、手足と口が思うように動きません。
でも頭は良く、高校生のレベルの問題なら普通に勉強ができます。
でも子供のころから将来を悲観して不安や怒りで精神的に不安定でした。
いつも、「私は生きてても人に迷惑をかけるだけだ。死にたい」と言っていました。
家族は「そんなことないよ。」と言うのが精一杯でした。
今のように情報がない時代なのでどう対応していいのかわかりませんでした。
姉は歳をとるごとにひどくなり、統合失調症になってしまいました。
私は心理学やカウンセリングを勉強するようになり、姉の心を少しずつ解きほぐしていくように、いろんな話をするようになりました。
姉は小さい頃に障害者施設で暮らしていて一番母親の愛情をもらわないといけない時期に母親はいませんでした。
それも一つの原因だと思います。
母には、「小さい頃のことを今からでも謝ったほうがいいよ。」と言いました。
私は姉が良くなるように、ゆっくり時間をかけて今まで聞けなかった思いを聞いていこうと思います。
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