統合失調症、寛解する人、しない人の分かれ目
統合失調症はとても治療の難しい病気ですが、中には寛解する人もいます。
私は今まで、自分の家族を含め知人友人と何人も統合失調症の人を見て来た中で、統合失調症が寛解する人のいくつかの傾向があることがわかりました。
まず一つ目の大きなことは、
病気が発症する以前から何か夢を持っていた人、やりたいことをやっていた人、こういう人は比較的社会復帰をしています。
一時的に脳がおかしな状態になっても、結局は以前からあった夢や希望が脳を修復する方向に向かわせるのです。
もう一つは、
愛する人がいて、その愛する人に病気になってからも必要とされていると感じることができた人です。
この場合、家族より他人の異性の方が大きいです。家族は愛されて当たり前という意識が強いので、他人に必要とされてるということが大事です。
自分が世の中や、自分の愛する人にとって必要な人間だと思えることは、この病気を克服する大きなかてとなるのです。
逆をいえば、それがなければ、治ってしまうことに意味を見いだせない。
むしろ治る事が怖いとすら思ってしまうようなのです。
寛解の分かれ目関連ページ
- 統合失調症になりやすい人
- 統合失調症になる人の70%は未熟児だ、と何かの本で読みました。
- 統合失調症の前兆
- 甘い物を急激に大量にとると、一時的に低血糖に陥り、この低血糖が統合失調症勃発の引き金になる場合もあるそうです。
- 2つの症状
- 統合性失調症の症状を大きく分けると、陽性症状と陰性症状があります。