統合失調症と日々の生活について
統合失調症には様々な症状が見られますが、幻聴、幻覚、被害妄想、や気分の落ち込み、感情の平板化など人によって症状の特色が違います。
お薬を飲んでも疲れた時や一人でいる時などに幻聴が聞こえるという人もいますし、幻聴も幻覚もなくて、街の人に嫌われているような被害妄想に悩んでいると言う人もたくさんいます。
日々の生活の基本は、ストレスのかかりすぎる無理はしない事、その中でもちろん働く事ができる人もいますし、まだ働くまでにいかず、デイケアや作業所に行っていたり、それもままならず、まだ家で生活している人もいらっしゃいます。
病気になって、最初はテレビを見る事すらできないという事も多々あり、少しずつ、薄皮をはぐような地道な回復なので、やきもきしたりもするでしょう。
とにかく、急性期から回復するのには、時間がかかるかもしれません。
家族の人もそれなりに家族会で勉強したり、本を読んだり積極的にお医者さんの話を聞いてみる事も必要になってくると思います。
生活の基本は、規則正しく、睡眠は夜とったり、きちんと食事、服薬のリズムをつける事が重要だと思います。
まわりの人も本人も、あせらずゆっくりと、が基本的に必要です。